重賞黙示録

桜花賞考察
公開日:2025年4月11日
先日、競馬記者の友人ケンちゃんと新宿で呑みました。
『阪神ジュベナイルフィリーズが
工事の関係で阪神ではなく、
京都で開催された点がどう影響するか?』
と言っていました。
桜花賞に直結するのか?しないのか?
さらに
『フェアリーSとクイーンカップの
勝ちタイムが優秀だったからね。
年明けを一度使った馬たちにもチャンスがある』
という見解を示していました。
ふむふむ。
まずは1月12日フェアリーSについて検証してみます。
エリカエクスプレスの勝ちタイム
1"32"8はレースレコードでした。
2011年に
ダンスファンタジアがマークした
1"33"7を超えるレースレコード。
なんと 0.9秒も上回っています。
若さを見せながらも3馬身差の圧勝。
ケンちゃんの指摘通り、滅法強いです。
次は2月15日クイーンカップについて。
エンブロイダリーが優勝しました。
勝ちタイム 1"32"2はかなり優秀。
前半5ハロン57.2秒という
明け3歳牝馬にしてはきつい流れ。
その"激流"を2番手追走から押し切っています。
ちなみにちょうど1週前の
2月9日に行われた東京新聞杯は
1着 ウォーターリヒト
2着 ボンドガール
同じ東京芝1600m(Dコース使用)です。
東京新聞杯は
前半5ハロン 57.7秒で
勝ちタイムは 1"32"6
もう一度整理しますね。
2/9 東京新聞杯
前半5ハロン 57.7秒
後半3ハロン 34.9秒
勝ち時計 1"32"6
2/16 クイーンカップ
前半5ハロン 57.2秒
後半3ハロン 35.0秒
勝ち時計 1"32"2
この数字比較からも
エンブロイダリーの強さがわかりますよね。
エリカエクスプレスか?
エンブロイダリーか?
2者選択・・・非常に悩ましいです。
それでは発表します。