重賞黙示録

オークス考察
公開日:2025年5月23日
桜花賞1着
エンブロイダリーの父はアドマイヤマーズ。
アドマイヤマーズはダイワメジャー直仔です。
桜花賞2着
アルマヴェローチェの「母の父」はダイワメジャー。
今年のオークスは
『ダイワメジャー』がポイントになりそうですね。
なぜならば『ダイワメジャー』は
1600mに強い血統であり、
2400m向きというイメージがないからです。
ちょっと話は逸れますが、
キタサンブラックが
2015年菊花賞に出走する時、
「母の父」サクラバクシンオーで大論争になりました。
短距離王である
サクラバクシンオーの血が邪魔をして
"3000mは保たない"という論調が多かったですよね。
そんな血統背景もあり、
単勝配当は1340円もつきました。
サクラバクシンオーは
サクラユタカオー
×ノーザンテースト
という配合です。
このノーザンテーストという血統はとにかく万能。
1200m~3000mまで様々な産駒を輩出してきました。
柔軟性のある血統で、産駒は総じて気性が穏やか。
だから距離延長に対応できるのです。
話を『ダイワメジャー』に戻します。
ダイワメジャーは
サンデーサイレンス
×ノーザンテースト
という配合です。
ノーザンテーストの名前が出てきました。
【ノーザンテーストは三度変わる】という格言があります。
2歳、3歳、古馬と
いい意味で馬が変わってゆくという意味の格言です。
オールドファンならば聞いたことがあるでしょう。
最終的には
血統的本質であるマイラー寄りの
成長曲線になるかもしれませんが、
3歳春の時点で距離云々を語るのはナンセンス。
偉大なるノーザンテーストに失礼です(笑)
それでは発表します。