重賞黙示録
菊花賞考察
公開日:2025年10月24日
皐月賞馬ミュージアムマイルは天皇賞・秋へ。
そしてダービー馬クロワデュノールは凱旋門賞へ挑戦。
ダービー2着馬の
マスカレードボールも菊花賞には出走しません。
大大大大混戦といえるでしょう。
過去、こんなに難しい菊花賞がありましたか?
これまでの優勝馬を眺めていて
2010年の菊花賞に似ているなぁ~と感じました。
2010年の皐月賞馬ヴィクトワールピサは凱旋門賞に挑戦。
ダービー馬エイシンフラッシュは
菊花賞をパスしてジャパンカップへ。
菊花賞では
ダービー2着馬:ローズキングダムが
単勝オッズ2.1倍に支持されました。
結果は、
1着 ビッグウィーク(7番人気)
2着 ローズキングダム(1番人気)
3着 ビートブラック(13番人気)
単勝
23.2倍
馬連
21.7倍
馬単
74.4倍
三連複
464.1倍
三連単
3388.4倍
こんな感じの穴馬券をビシッと仕留めたいところです(笑)
優勝したビッグウィークは
バゴ産駒らしく、かなり頭の高い走法の馬でした。
頭の高さを改善するために
"ネックストレッチ"という珍しい馬具を装着していました。
オールドファンならば
珍しい馬具をきっと覚えているはず。
『バゴ』は
Blushing Groom~Nashwanという父系ライン。
長距離でとにかく強い血統で頻繁に穴を出します。
気性的にムラ駆け傾向ですが、
気持ちが乗っている時はかなり強い競馬をします。
ちなみに
3着 ビートブラックの
祖母の父はRainbow Quest
(その父Blushing Groom)でした。
要するに2010年の菊花賞は
1着・3着馬にBlushing Groomの血があったということです。
大大大大混戦の菊花賞こそ
原点に帰って、血統に注目するべきでしょう。
Nashwan(その父Blushing Groom)
Rainbow Quest(その父Blushing Groom)
Shirley Heights(その父Mill Reef)
これらの血統を持っている馬は長距離戦に滅法強いです。
たとえ少額でもいいので押さえるべきでしょう。
今年の出走馬になんと『バゴ産駒』がいますよ。
これは単なる偶然でしょうか?
穴の匂いを感じるのは私だけでしょうか?
ミラージュナイトにも
やはり頭の高さはしっかり遺伝していますよ。
『バゴ産駒』の特徴が完璧に遺伝しています。
2010年に大駆けした
ビッグウィークの再現があるかもしれません。
人気薄ですが、積極的に狙ってみようと思っています。
それでは発表します。