2025年4月27日(日)のサニーの馬券分析

公開日：2025年4月26日

---

どうも、サニーです！

今週から東京開催と京都開催が始まったわけですが、今年も例年通りに春の東京開催は洋芝が比較的長めに設定されており、開幕1週目は特にパワー型が顕著に好走しているように思います。

2週目になると洋芝の長さも少し短くなったりもするのですが、初週だけの特徴ということで牝馬限定戦の芝の重賞レースとなるフローラSも馬場特有の上がりを刻みやすいです。

近年の決着を見てみるとわかるとおり、開幕週ということで前残り傾向にありますが、洋芝の丈が短かった2021年は走破時計は同じような感じでも先頭を走っている馬がマークしているラップには差があって、短い時は速い上がりを使う必要があり、長い時はスピードやキレ味というよりもスタミナや持続力がより重要になっています。

つまり、今年の芝丈の長さから判断するとキレ味タイプよりも完成度の高い持続力タイプから入るのがベストと言えるのではないでしょうか？

京都に関しては特に変わりなくいつものように速い時計かつスピードが求められる舞台が整っているように思います。

さてこれらを踏まえて日曜日の重賞を予想すると…

フローラSはルクスジニア
マイラーズCはジュンブロッサム

この2頭に白羽の矢が立ちました。

ルクスジニアは勝ち味に遅いところがあり、未勝利を勝ち上がるのに5戦も要しましたが先行してある程度の上がりでまとめることが出来る安定感があります。

距離が伸びたほうが競馬もしやすそうですし、全体スローペースでも淡々と流れているときのほうが他馬との比較でパフォーマンスも上がっているので、東京の2000ｍのペースも合うことでしょう。

ジュンブロッサムは1人気想定ですが、このメンバーで記事執筆時点のオッズで3倍もつくようなら下手に穴馬を買うよりもよっぽど妙味があります。

少頭数となるとオッズも割れるので、能力の低い馬が実力以上に評価を受けることも多く、全ての馬のオッズを考慮した上でやはり勝つ可能性が一番高いジュンブロッサムを買ったほうが良いという結論に至りました。

それでは本題へと入っていきましょう。

まずは土曜日の結果から振り返ります。

京都2R
◎ハイクオリティ（4人気:9.3倍）
結果…4着

東京3R
◎アルカナエ（13人気:123.3倍）
結果…15着

ハイクオリティは先行出来た時点で勝ちを確信しましたが、ハイペースの展開で後ろの隊列を確認出来なかったせいで、仕掛けのタイミングがイマイチ噛み合いませんでした。

エンジンの掛かりは遅いタイプでも流れを考えて後ろはついてこれていないと判断して直線に向くまで我慢したのでしょうが、勢いに乗った差し馬がすぐ近くまで迫っている状況だとさすがに踏ん張りも利きません。

もっと早めに動き出しを作れていれば3着は間違いなくあったでしょう。

アルカナエはセン馬になって本当に良い雰囲気でしたが、大外枠で砂を被らない位置をとるために積極策をとったのに、最初のコーナーで内にいた1頭が大きくヨレてこの馬を弾き飛ばしたので、あんなことをされてはそもそも競馬になりません。

まともに組み立てることができていれば圏内争いも十分ありえたので、本当に残念です。

日曜日の推奨馬は2頭となります。

--------------------------------------------------------------------------------
4月27日【日曜・京都1R】
3歳未勝利　ダート1200ｍ

◎10ドラゴンガール

中京の芝1400ｍ戦で15着入線してここに挑んでくる1頭。

新馬戦では重馬場の同条件で3着入線していたが、叩き良化型でもっと良くなるとのコメントがあった2走目を距離延長で大敗し、ひと息入れてまた同じ条件に戻ってきた前走でも見せ場がなく凡走という残念な競馬が続いている。

フットワークを見てみると確かに中距離向きのモッサリとしたトビの大きな走りを見せるが、重馬場だった初戦は途中でギアチェンジしたかのような力強さを感じたため、そもそも距離云々の前に芝が合わない可能性を感じていた1頭。

重馬場だった初戦にマークした上がりとここ2走の良馬場での上がりに差がないのが何よりの証拠で、いくらなんでも渋った馬場のほうが上がりは遅くなるはずなのに、走破時計すら詰められていないという低調なパフォーマンスとなっているのはそういうことだろう。

ダートのほうが間違いなく合う上で今回は調教の動きもさらにレベルアップしており、坂路でもそこそこのタイムをマークしながら、コース追いでは終い重点でしっかりと負荷をかけて自己ベストを大幅に更新してきた。

単調でワンペースっぽいところはあるが、1200ｍの流れに戸惑わずに追走出来れば脚力からは楽に未勝利突破レベルだろう。

--------------------------------------------------------------------------------
4月27日【日曜・東京3R】
3歳未勝利　ダート1300ｍ