サニーの馬券分析室
2025年11月9日(日)のサニーの馬券分析
公開日:2025年11月8日
どうも、サニーです!
先週から来日しているプーシャン騎手が土曜日の1Rで初勝利を挙げましたね。
最初の週は東京コースの直線の長さや馬が刻めるラップタイムの限界値をわかっていないような仕掛けのタイミングが目立ちましたが、その辺りは修正していきなり結果を出してくるのは流石若手のホープと言われるだけあります。
秋の天皇賞ではアーバンシックで上位争いしてきたくらいですし、後半のレースにつれて仕掛けのタイミングも合ってきていたので、このまま東京を主戦場としてずっと騎乗していくなら、ジャパンカップなどで参戦する馬の能力によっては初来日でG1勝利も期待が持てるでしょう。
また、今週のニュースで驚きだったのが今年兵庫でデビューして、同競馬場ではおよそ15年ぶりとなる初騎乗で初勝利を挙げた米玉利燕三騎手が、9月以降の騎乗がないままそのまま引退をすることとなりました。
怪我をしたのであればニュースになるでしょうし、一部の馬主がSNS内において米玉利騎手の引退についてネガティブなコメントを発表していたくらいで、素行面での問題があったのかもしれません。
騎手はいくら腕が良くても依頼が無ければ騎乗出来ませんし、そういう競馬界の事情に嫌気がさして、別の世界にチャレンジする選択肢をとった可能性もあります。
憶測の域は出ませんが、若手ジョッキーの中でも上手いと言われていた実力者だったので、こんな形で引退となるのは勿体ないですね。
さて、今週は秋華賞から続いていたG1ウィークもひと息ついて、日曜の重賞レースはアルゼンチン共和国杯とみやこSの2つとなります。
アルゼンチン共和国杯はボーンディスウェイ
みやこSはサンデーファンデー
この2頭に期待します。
ボーンディスウェイは先行して甘くなるという競馬を繰り返して来ましたが、キレるタイプではないのにしっかりと溜めた前走は展開が向いたにしてもかなり良い脚を使っていました。
この距離で位置取りがどうなるかはわかりませんが、最近は体調も安定して調教では素晴らしい脚力を見せていますし、上がりが掛かる展開でじっくり構える組み立てをしてくれればもうひと花咲かせることが出来るでしょう。
サンデーファンデーは他の馬との兼ね合いもありますが、最内枠を引いた中でしっかりと主張して行ききる競馬が出来ればしぶとさを活かして上位の残り目も十分あると思います。
最近は出脚が鈍くなっているのでその辺りは気になるところですが、他馬と比較して重かった斤量面も影響があるはずなので、別定戦でそう差のない斤量で臨めるのであれば巻き返せるはずです。
それでは本題へと入っていきます。
まずは土曜日の結果から振り返りましょう。
東京2R
◎ルーン(7人気:187.8倍)
結果…10着
京都2R
◎ラッキーヴォーグ(13人気:235.2倍)
結果…8着
ルーンはスタートでもう少し流れに乗れていればスムーズな競馬で掲示板はあったかもしれませんね。
マイルへの距離短縮で最後まで踏ん張れていましたし、内を立ち回らなければ伸びていそうな雰囲気もありましたが、割と速いペースでずっと砂を被る組み立てで気持ちも切れていたかもしれません。
出負けしたのが痛かったですが、手応えは抜群なのに脚を溜める選択肢を取ったのが理解に苦しみますね。
時計も速かったですが、この馬の良さは切れる脚ではないので、ここまでストライドの質が高い馬であんな競馬になるとは思いもしませんでした。
次も絶対に狙いたい1頭です。
日曜日の推奨馬は2頭となります。
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11月9日【日曜・東京1R】
2歳未勝利 芝1600m